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妖怪の本 [書籍]

薬売りさんを描くにあたり、一緒に描いてみたいなと思っていた生き物がいます。それは「クマタカ」。猛禽類は大好きなのですが、中でもハクトウワシ、クマタカが見た目的にかっこいいので、いつかドンと描いてみたいなと思っていました。しかし、ハクトウワシは人物の腕にのせるのは大きそうですし…クマタカも、実は大きさまでは知らないのです。でも多分ハクトウワシ>クマタカな気がするので、薬売りさんとクマタカの線で考えていました。ですが、普通に鳥を描いても…折角なのでモノノ怪系の物を描きたいなと思ったわけです。でも私、自慢ではありませんが超恐がりですので…そういうものには物凄く疎いのです。

一応ネットで検索をして、妖怪関連のwikiの項目に辿り着きましたが…正直「日本だけでこんなに妖怪いるのか!」と言うくらい種類が豊富!この中から鳥系の妖怪やモノノ怪(妖怪とモノノ怪はイコールなんでしょうかね?)などを探し出すのはかなり厳しい。そんなわけで、登録しているソーシャルネットワーキング内のお友達さんに聞いてみた次第です。最初からそうすれば良かったのですが、やっぱり一応は調べてからでないと失礼かなと思いまして。それで鳥系の妖怪やモノノ怪ですが。教えて頂いた限り、

烏天狗・以津真伝(いつまで)・五位鷺・姑獲鳥(うぶめ)・火喰い鳥
八咫烏(やたがらす)・陰摩羅鬼(おんもらき)

この辺がメジャーな様です。ですが上に描いた物の中には妖怪やモノノ怪と言うよりは神鳥も交ざっていたりしている模様。鳥は猫や狐と違って妖怪などには余り種類がいないと言う事でした、特に私が求めている猛禽類系のかっこいいやつ…となると自作するしかなそうな感じ…(T_T)。でも、モノノ怪の薬売りさんと一緒に描くからにはできる限り知られている物が良いなぁと思いまして、それじゃぁカラス天狗にしようと言う事になりました。

鞍馬山の烏天狗は牛若丸に剣術を教えたという伝説?が残っている様でしたので、薬売りさんに退魔の剣を教えた師匠と言う感じで自分の中にイメージを作り、下書きをしてみました。…でも、どう見ても対決しているようにしか見えないんですよね。しかも天狗の方が弱そうな…。また、モノノ怪のキャラクターは特徴的なデザインが多いので、その辺でも一工夫が必要そうな感じです。もうすぐ線画が出来上がるのですが、天狗のデザインが普通過ぎるのでまだまだ修正や変更の可能性はありそうです。どうしたら良いデザイン・面白いデザインになるのかなぁ。

そんなわけで、お友達から鳥系のモノノ怪の話を聞いた時にお勧め頂いた本を2冊注文しました。

鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集 (角川文庫ソフィア)

鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集 (角川文庫ソフィア)

  • 作者: 鳥山 石燕
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/07/23
  • メディア: 文庫


桃山人夜話—絵本百物語 (角川ソフィア文庫)

桃山人夜話—絵本百物語 (角川ソフィア文庫)

  • 作者: 竹原 春泉
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 文庫


とにかく、興味が出てきたので妖怪系の本を読んで少しでも今後の薬売りさん作品の製作の役に立てば良いなと思いまして!…しかし、以前購入した戦国物の本もまだ読み切っていないのにどうしようと言う感じです…。絵も描きたいし本も読みたいし…でも一つの事しか出来ないので、どんどん山積みになっていくのでした。いっぺんに読もうとするからいけないのかも知れません。ちょっとづつ読んでも支障のない物は、時間を区切って読んでいこうと思いました。毎日一時間でも違うと思いますし!

そんなこんなで今日も水面下で色々とやっております。自分の事に手一杯すぎて宜しくない傾向ですが、頑張りたいと思います。それにしても…アマゾンやネットの通販が便利すぎて出かけなくなりました。これも宜しくない傾向なので何とかしなくては!とりあえずお友達と来月に美味しい物を食べに行こうと画策中。妖怪の本を推薦して下さった方と御一緒する予定ですので、それまでに本は読んでおきたいと思います!


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