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音楽から生まれた世界。 [創作]

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新しい携帯音楽プレイヤーを年末に買いました。そのプレイヤーはプレイリストというのが作れるので、折角ですので自分のオリジナル作品を作る際に必要な音楽をまとめてみました。上の画像は私のサイトのオリジナルコンテンツ「Alchemist Ψ」のキャラクター紹介ページです。表示されているキャラクターは主人公のサイ。このキャラクターは元々とある月刊誌の漫画にするために起こしたキャラクターでしたが、当時まだここまで作れなかった事、担当編集さんが異動してしまった事もあり、商業ベースで動かす事は出来なくなりました。

というわけで、自分のサイトで世界を作る事になりました。漫画を描くには服などが面倒なので…しかし、綺麗な世界を作り上げたいのでこの服飾を簡略化する事が出来ず…文章で、いずれは挿絵をつけて公開したいと考えています。文章だけは、本当に少しですがサイトの方にアップしておりますので、ご興味ございましたらご覧になってみて下さい。ちなみにタイトル通り錬金術師のお話です。エジプトの様な文化をもった古代の世界が出てきます。あくまで「エジプトに似た」…世界です。実際のものとは混同するとあちこち間違ってますので(すみません)ご注意下さい。

■SIDE VIEW(美鈴個人サイト/上記オリジナルはAlchemist Ψのコンテンツ内にございます)

さて、ブログのタイトルのお話。
音楽から出来た世界である自分のオリジナル。「Alchemist Ψ」はその最たるもので、一番最初のキャラクター、主人公のΨ(サイ)が生まれたきっかけも音楽でした。世界観も音楽のもつ音のイメージから膨らませていきました。先にプレイリストの話を書きましたが、Alchemist Ψを作り上げていく上で聴いている曲は以下の通りです。一つのプレイリストに入っている楽曲で、全て大好きな平沢進さんの音楽です。

■生まれなかった都市
■Solliton
■Rocket Shoot I
■Rocket Shoot II
■Black in White
■残骸の船 Saksit
■水脈
■Σ星のシダ
■確率の丘
■時間の西方
■Mirror Gate
■王道楽土
■聖馬蹄形惑星の詐欺師
■回収船 Recovery Ship

とりあえず、現在はこの14曲。今後も亜種音を聞いたら増えるかもしれません。何故か選択した曲は船の絡みが多いですね。と言うわけで、いずれは船も出そうかと画策中です。ただ楽曲をリストに増やした分だけ世界も広がりそうなので、現段階で思いついている要素はまとめておかないと忘れてしまいそうです。仕事が終わったら頑張ってみようかなと考えています。

さて、これら楽曲から色々なイメージをいただきました。「生まれなかった都市」は何度も言うようですが主人公を作る上で活躍した楽曲です。これは後づけですが、彼がもし現代ではなく古代の王国で目覚めていたら、もっと大きな国が生まれていたかも知れない…逆を言えば、生まれなかった国があった…そんな事も考えました。「Mirror Gate」や「Rocket Shoot I」からは、古代の王国の道しるべとして使用していた「エシュケルライト」を思いつくきっかけを。「Rocket Shoot II」からは一番最初のフレーズで、古代王国の滅亡の時を頭の中で思い描きました。いつかはここに来たような…現代のサイが昔いた古代王国に足を踏み込んだ時を想像したり。遥かにきみを呼ぶ様な…古代に眠る王国の王、ヘルメスがサイを呼ぶ様な…この曲には結構色々な思いが自分の中ではつまっています。知識があれば動画を作りたいくらい…頭の中には絵があります。

テーマ曲として、そのキャラを描く時に使用しているのは、サイは「生まれなかった都市」、ヘルメスは「水脈」、オメガは「聖馬蹄形惑星の詐欺師」。世界観を作る時は「Solliton」。平沢さんの曲はどの曲も好きなのですがSollitonは群を抜いて好きです(この曲に出会う前は「高貴な城」と「生まれなかった都市」がダントツで好きでした)。歌詞が本当はどういう意味を持っているのか、どんな物語を秘めているのか私にはわかりませんが、私的にはこの「Solliton」は「Alchemist Ψ」の世界になくてはならない曲です。今遠く、きみはまだ見えない…まだ遠く幾重にも波は聳えたち、今遠く、きみは繋がれてる、まだ遠く幾重にも波は聳えたち。この歌詞をとても膨らませて出来上がっていく世界が自分が目指している世界なのかも知れないからでした。波は困難であり、王国の二つの未来や過去が存在する扉であり。その先には真実があり、今は見えないきみが求める世界があり。その扉や真実を求めていくうちに繋がっていく人たちがいて、遠く古代と現代を繋ぐ導があって…。まだ色々と考えなければならない事は沢山ですが、いつか、その素晴らしい楽曲を背負える様なオリジナルの世界が作れたらいいなと考えております。

それを作り上げるために、良くわからない(笑)錬金術の本を読み、エジプト関連の本を読み。最近は黄金比の本も買いました。多忙なのでまだ未読ではありますが、何かそこからもキャラクターや世界を引き出せるものがあれば良いなと考えます。ただ、風呂敷を広げすぎるとまとめられなくなるのは困るのですが…。とにもかくにも、音から広がる世界を今凄く楽しんでいます。頭の中でしか存在していないものを外に出すべく、今年は頑張っていけたらいいなと思いました。

というわけで、月末まで慌ただしいのですが、サイトの方は仕事の合間をぬって更新できたらいいなと思います。書きたいと思っている勢いのあるうちの書きたいですね。絵も文章も。気まぐれですみませんが、頑張りますので今後もどうぞのんびりとおつきあい頂けたらと思います。拍手も有り難うございます!
タグ:Alchemist Ψ
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