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2008年9月。 [創作]

2016年も早いもので残すところあとひと月足らず…。

耳の調子が良かったので少しぶりに平沢進さんの「生まれなかった都市」や「ソリトン」などを聞きまして、ふと過去の創作作品を読み返してみたくなり、全部ではないのですが前記音楽を元にした創作「Alchemist Ψ」の本編をば。や、なんですかね、もう何度も言っているかもしれませんが、この頃の自分の文章は今読み返しても「頑張って丁寧に書いているな」と。この頃と言うのはタイトルあたりの時期、2008年。Alchemist Ψのプロローグの頁を読み返すと必然的に目に入ってくるのですが、公開した日付が書いてあります。

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文章を読む前から「あ”ーーーーもうそんな前かー!!そんな前にプロローグ公開をして未だに一話途中ってどういうことやねん!!!!」申し訳ない気持ちで一杯に。それでも、去年だったか今年だったかにAlchemistΨに関してましては外伝を公開してはいるのですが、それも途中で…。あ、本編は今まで一話途中としていましたが、おそらく次に公開する本編はナンバリングで2話にする予定で、どんな話なのかは大まかに組んであります…大まかに…ね…。実際、AlchemistΨは文章にすらなっていない部分が圧倒的に多いですが、3本のお話がある程度決まってはいるのです。どうして書かないのかというと、書けない。決まってないことが多いということと、きちんと時間組をしていないためこの3本のお話を適当に書いてしまうと絶対にあとでつじつまが合わなくなるためです。この辺、行き当たりばったりで物語を作る私の詰めの甘さがにじみ出ています…。まぁでも、行き当たりばったりと言いつつAlchemist Ψに関してはB5のルーズリーフ50枚分のネタ帳があるにはあるですけどねw …しかし、このネタ帳で今でも使える事柄は多分少ないと思いますが…。

それで、時系列をきちんとしないといけないなと考えてはいるのですが、色々とやりたい事もやらねばならない事も多くてですね…。それから時系列を組むために具体的にどうしたらいいのかちょっと分からなかったという事もあって伸ばし伸ばしになっていました。最近ツタンカーメンの短編創作を作るにあたり、史実を元にする事もあってまずは年表らしきものを作ってみたのですが「あ、時系列のあたりはこういうのを作ればいいのか」と思い始めた所です。何事も色々とやらないとつかみがわからないあたり困った人間なのですが、一つわかれば応用をしていけばいいので、ツタンカーメンの年表作りが終わったらAlchemist Ψも葬儀屋セジェルも同じようにやってみようかなと考えています。特にAlchemist Ψは色々面倒な話になっているので…整理しなければと思っていました。面倒な部分はできれば面倒でなくしたいですよね…はてさて、どうなる事やら。

ツタンカーメンの創作はとりあえず、ものすごく大雑把ですが史実の年表らしきものを少し、王家の家系図なども少し、人物相関図はこれからという感じの所までやりました。相関図はまだ調べ切れていないので作れていません。王様や王妃様のような有名どころはだいたいわかるので面倒はさほどではないのですが(それでもアクエンアテン王の次の王ネフェルネフェルウアテンやスメンクカーラーはどうなっているのかでつっかかってますが、軽く流す事に決めたりとかはしましたねw)、王や王妃を取り巻く人々に関しては以前読んだ3冊分の書籍に書かれていた事をメモを見ながらまとめないとという感じです。乳母のマヤがメリトアテン(アクエンアテン王とネフェルトイティ王妃の長女)だったのでは??という情報もあるので創作にするにあたりどこをどう史実から抜き出すかで結構悩んでいます。

創作は世界観から作るので大変だけど、史実を元にすれば結構楽なんじゃないかと考えていた時期が私にもありました…。そんな事は全くなかったですねw 創作の世界を作るより史実を調べるほうが余程大変だった…。特にツタンカーメン王の事はほとんど分かっていないので辛い。調べてみて思ったのはアクエンアテンの方が年表に書き込んだ事柄が多い事ですかね。ツタンカーメンは何をやったのかはだいたいの事は分かっていても(それでも大きな事は2つくらいなのかな…)治世何年に何をしたかまではわかってないので辛い。書く事ないw まぁでも、それでもちょっと動かせる話はだいたい出来てはいるので、手元にある資料を参考にして人物関係や家系図、年表に至るまで創作をしないといけない事態になっております。史実をどこまで取るのか、さじ加減が非常に難しい…。ほぼ全体的にファンタジーではあるけれど、できればある程度史実に則った話にはしたい。史実というかリアルというか。わかる人が見ると「おお!」と、ちょっとでも思っていただけるような創作作品にしたいので頑張っております。かなり無茶はしますけどねw

「葬儀屋セジェル」は他のどの創作作品にも増して思い立ったが吉日で書き始めた物語で、実は一番まとまっていない状況下で書き始めたものです。なので、文章を頑張って書いているなと思いつつも「ああ、もう破綻してるじゃないか」と読みながら変な汗をかいております。セジェルももっと詰め直したいですね…。最終目標がちょっと弱いのでその辺を強化したいのと、物語の中の「葬儀屋」の職業形態というか…主人公ガフィールは葬儀屋の仕事をどこまでやって、その弟子のセシュタは何をする子で、葬儀屋以外の職業は死者の国メニにどこまで存在するのかとか。主人公を取り巻く人物たちも…例えば王子のエルパは王宮や国ではどんな立場で、情報屋のウヘムは表の職業はセジェルの客引きにしたり等、色々と詰めないといけない事はたくさんです。

その辺がきっちり組めたら、年に1話でもいいので先に話を進めたいのですよ…。Alchemist Ψが2008年に公開してプロローグと本編1話だけというのはダメすぎる…涙。外伝ではなく本編を進めたい…。

というわけで、骨組みがきっちりするまでしばしお待ちください。その間、絵も描かないといけなかったり仕事もあるのでなかなか進まないと思いますが、今後ものんびり生暖かい目で見守っていただければ幸いです。2017年には何か本を出したいのですけどね…。Ψの詩画集とか(もう何年前から言ってるんだよって感じですがw)、それこそ最近着手したツタンカーメンの短編創作とか…。他にも豆本やトンネルブック、エジプト関連グッズの構想はいくつもあって…あるんだけど、こう、納得いったものにならずにちょっと描いては詰んでる状態です…。趣味のグッズなので、もっと気楽に作りたい…作ったらいいじゃん!と思うのですが、納得できないものに手間やお金をかけるのは辛いだけなので…。

そんなこんなでweb拍手もいつも有難うございます!書く描く詐欺な管理人ですが今後ともよろしくお願い申し上げます。サイトトップ絵の新規書き下ろしや、拍手絵ももう少し追加したいんですけどねぇ…いつになるやら…あぁ。とりあえず、仕事は先月今月忙しいのですが、忙しい方が収入面で安心できるので精神的には穏やかに生きてます。元気です。風邪も流行っているようですが、皆さんもどうぞお気をつけて!年内にブログの更新がもうあるかわからないので(笑)早めに申し上げておきますが、2016年は大変お世話になりました!良いお年をお迎えください。ではでは!
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