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クラシカロイドの歩き方。 [テレビ番組/DVD]

…お久し振りすぎて恐縮です、美鈴です。まさかの5ヶ月ぶりの更新…。サイトの方も、更新が止まったままですみません。しばらく創作には帰って来れそうもなくなりましたが、その辺もご容赦いただきたく…。

さて、タイトルのクラシカロイド、いきなり何かと言うとNHKのアニメです。実は6月中旬ごろに有料配信サイトで山際さん追悼のためにTRICKを全話&劇場版を見て、そのあと有料期間が余っていたので表題のクラシカロイドを一話から見はじめてしまい、自分でもびっくりするようなハマり方をしてしまいました。おかげさまで、毎日推しキャラを描いたりアニメを何度も見たりしているような感じで「自分、おかしい」という実感さえ湧き上がってきている今日この頃でございます。

で、ちょっと私が描く妄想を詰め込んだ推しキャラ(ベトさん)でシリアス方面のアニメだと誤解される方もいるのかもしれないと思いまして、どんなアニメなのか、どういう風に見たら楽しめるのか、自分の経験をもとにまとめようと思った次第です。もちろん、アニメを見た感じ方は人それぞれなので何とも言えませんが、10月7日から2期も始まりますので、気になっている方向けに何かできないかと思いブログに書いてみる事にしました。ちょっと長くなるかもしれませんが、ご参考になれば幸いです。ネタバレは全開です。閲覧ご注意ください。そうでもしないと説明がつかないので…。

◆クラシカロイドは、どんなアニメ?
ベートーヴェンやモーツァルトといった有名な音楽家の人口生命体「クラシカロイド」が織りなすハチャメチャなギャグアニメです(私の正直な感想)。ごく稀にシリアスもありますが稀であり、ギャグです、コメディです(念押し)。ちなみに1期で登場するクラシカロイドは8体。
・ベートーヴェン ・モーツァルト ・リスト ・ショパン
・シューベルト ・バッハ ・チャイコフスキー ・バダジェフスカ

◆2クール(25話)ありますが、何話を見たらいいですか。
や、最初から見てくださいとしか…w 途中から見ると余計なんだかわからないと思いますので…。ただ、だいたい1話完結の話ですので(23〜25話以外)気になるタイトルの話から見て頂いても大丈夫かとは思うのですが…どんなキャラかを把握していた方がより楽しめると思います。

◆ちょっと見て見たけど、ハチャメチャすぎてわからない。
そういうアニメなので…基本的に理論づけするのは難しいと思います。説明が入るとテンポ悪くなるので、そう言うアニメだと思って見てくださいw 基本的には子供向け番組らしい??

◆楽しい見方があったら教えて欲しい。
私の初見時の正直な感想を書きますと、3話までは「何じゃこりゃ…何があったNHK…男版セーラームーンか…??」という感じで正直25話全部を見きる自信がありませんでした。転機は4話の「さまよえる後輩」。これが実に面白かった。お腹がよじれるほど笑った感じ。この辺で面白いと感じ始めると最後までいけそうな気もするのですが、どうでしょう…?舞台は静岡県の浜松市です。日本ですw

ただ、個人的に5話と6話が本当の意味での1話なのかなという気もしていますので、できれば頑張ってここまでは見ていただきたい感じです。私の推しであるベートーヴェンことベトさんが、何でギョーザー(餃子)を焼くのか、クラシカロイドとはなんぞやという話が6話で出てきますので。何で大人であるベトさんその他のロイド達があんなに非常識なのかがわかり始めてくると、子供っぽい行動なども愛らしく感じ始めたりしないかな?と、そんなことも思ったり。そのまま見れそうでしたら9話くらいまで見て頂くと、史実のベートーヴェンが絡んだ話が出てきます(珍しくシリアスな回)。クラシカロイドの怖いところは、ギャグアニメなのに史実の話がさりげなく差し込まれている所。9話は説明が入っているのでわかりやすいですが、他の話にも色々と細かい史実の話が織り込まれているようです。クラシックなどに詳しくないので私はその辺は知らずに見ていたのですが、知っている人はより楽しめるのではないかなと思います。

推しの話ばかりで恐縮ですが、史実絡みの話は9話以外では16話の「働け!ベト!モツ」回の腕に噛み付くベトさんとか、22話「ちがいがわかるおとこ」の珈琲豆60粒あたり(他にも色々あるようです)。最初知らずに見ていた時は珈琲豆の数が史実だとは知らなかったのですが、それで丸々1話作ってしまうとは「色々な意味で」凄いなと知った時に思った次第です。

あと、見どころ?(聞きどころ)はムジーク(ドイツ語で「音楽」の意味。英語で言うところの「Music」)でしょうか。有名なクラシックを現代の著名なミュージシャンの方々がアレンジしているのですが、これが本当にどの曲も素晴らしくて思わずCDを揃えてしまったほどでした。アニメの話に合わせて歌詞などもついていたりするので、面白い試みだなと思います。ベートーヴェンの田園、モーツアルトのトルコ行進曲、リストのハンガリー狂詩曲…他にも色々アレンジされていますので、アニメはちょっと難しいと思った方は音楽方面から入ってみるのもいいのかもしれません。アニメを全部見終わった時点で個人的に一番好きだったのはモーツァルトの「疾風怒濤〜交響曲第25番より」。推しの曲では「六弦の怪物〜クロイツェル〜」「田園」でしょうか。最近はリストの「Fool Love Rhapsody〜ハンガリー狂詩曲より〜」もよく聞くようになりました。

◆オススメの話
個人的には、シューベルト登場回の4話が好きです。物凄く面白く感じたので。あとは推しのキャラが誰かによって違ってくるのだと思いますが、ベトさんが気になっている方には1・5・9・11・19・22話あたりを推しておこうと思います。1話は初めてムジークで変身する直前のどう聞いても悪役にしか感じられないあの高笑いが好き(好きな所がピンポイントすぎる…w)。5話はムジーク曲にベートーヴェンの「皇帝」が使われるのですが…そのシリアスなセリフの直後にその動物出すのかよwと爆笑したので。9話は先にも触れましたが史実のベートーヴェン絡みでグッとくる話でした。11話は何かこう…ベトさんの「ふられたんだ少しは休ませてくれ」のセリフが聞きたくてつい見てしまうと言うか…動かない洗濯機の扱いに苦しむベトさんもいい感じです。19話は白鳥の湖をもとに作られた話で、ベトさんが可愛いので選んでしまいました…w 22話は例の珈琲豆60粒の話で、すごく幸せそうなベトさんが見れるので最推しです。めっちゃギャグですが、史実のベートーヴェンが難聴やら何やら苦しい思いをした分、ロイドのベトさんには幸せになってほしいなと思った次第であります。ちなみに22話はこんな雰囲気↓の話です。有名な「エリーゼのために」が、この話でムジーク曲として使われていますw いいのかw
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個人的妄想を入れずに忠実にアニメの再現をしようと努力したイラストになります。この絵を投稿しようとした前日にPCがクラッシュして(涙)22話再放送放映日に新しいPCを買いました。なので、購入日はわすれないでしょうw

◆カオス回
あの、結構よくわからない話というのも存在しているクラシカロイドですが、その中でも「どういうことなのそれはw」という話を二つほど上げてお開きにしたいと思います。
・「ます」(13話)
ええと…シューベルトのムジークで…魚(ます)になる話です…w いや、これ、NHKで放送してたのかと思うと「色々な意味で」凄いなとしかいいようが…w ほのぼのなのかな?なのかな?魚になってもムジークを使うベトさんが漢前です…w
・「みかん!みかん!焼きみかん!」(17話)
正直、初見時はどう反応していいのかわかりませんでしたw 普通の話ではなく変な話が見たい方にオススメ…していいのかな…w 焼きみかんは美味しいらしいので今年の冬に試してみようと思います。ムジーク曲はモーツァルトのトルコ行進曲を使った「みかんゾンビマーチ」。曲のアレンジも素敵ですが、歌詞が…秀逸すぎて何度聞いても笑ってしまいます。素晴らしい。

というわけで、10月から2期です。1期を見て面白いと感じた方は、2期も是非よろしくお願いいたします。他にも色々と書きたい事は沢山あるのですが、あまり書いてしまうとこれから見る方の楽しみが減ってしまうかもしれませんのでこの辺で。以上、参考になりそうもないクラシカロイドの歩き方でした!

◆関連リンク
クラシカロイド公式サイト→ http://www.nhk.or.jp/anime/classica/
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