こたつを出しました [書籍]
そこで、去年は何を読んだかなぁと振り返ってみました。私、戦国時代に興味をもってから、その中でも織田信長が大好きなのです。学生時代に教科書で習った時は「鳴かぬなら殺してしまえだなんて、なんて恐いおじさん!」と思っていましたが(笑)、今ではその生き様などが凄く好きです。そもそも、泣かぬなら〜句?は信長自身が詠んだものではないようなのですが、一体誰が詠んだんだろうなぁ。もし「鳴くまで待とうホトトギス」「鳴かせてみようホトトギス」「殺してしまえホトトギス」の句を同じ人が詠んだのなら、表現力は素晴らしいと思いました!特に家康の「鳴くまで待とう」は絶品だなぁと思います。
それはさておき、昨年読んでいた本。昨年はそんなわけで信長関連が多かったですね。司馬遼太郎さんの「国盗り物語」も確か去年読んだのではないかと思います。
この本は、1・2巻は斎藤道三のお話で、3・4巻が織田信長のお話しになっています。友達に勧められて読み始めたのですが、司馬さん描かれる物語に登場する人物は描写が本当に凄くて、実際に斎藤道三を、信長を見てきたかのように描かれるんですよ。また、それが凄くかっこいい!!斎藤道三にあまり興味がなかったのですが、物語を読んでいるうちに物凄く引き込まれました。
それから、これはたまたま信長関係の書籍を探していた時に見つけたんだと思いますが山岡荘八さんの「織田信長」シリーズ。
全部で5巻。一冊あたりのページ数が若干多かったので少し読むのが大変でしたが、本能寺の変までを描いた作品です。この方の文章も比較的読みやすかったです!あと、逆説の日本史も面白かったですよ。
信長が好きな人間には、物凄く気持ちのいい解釈が多いので読んでいて清々しいというか。信長という人物の偉大さを再認識出来る書籍だと思います。
他にも色々と読んでいましたが、私の印象に残っているのは上の3シリーズでしょうか。でも、逆説の日本史は戦国覇王編しか読んでいませんけれどね。ただ、卑弥呼や聖徳太子などには興味があるので、1・2巻は最低でも読んでみたいなぁとは思っています。
そんなわけで、昨年のこたつシーズンに読んだ本はそんな感じですが、今年はというと、ガリレオの原作から始めています。
一応この本だけ読了。私、もっと一本のお話が長いのかと思っていたのですが、一つ一つの事件の話は結構短くて驚きました!上の一冊だけで5本も話が入っているんですよ。こんなに短いのに事件が起きて解決までしてしまっていて、凄いなぁと思いました。短いので読みやすいのですが、不可思議な事件をきちんと物理学で解決していくのが面白くてついつい夢中になってしまいます。今日からは2冊目の「予知夢」を寝る前に読みます。楽しみです!そのあとに3冊目の、映画にもなった「容疑者Xの献身」を読んで、それが読み終えたら、今度は違う方の本を読もうと思っています。
この方のテンポのいい文章が好きです♪これはシリーズ2作目なのかな?最初は「しゃばけ」というのを読みました。これも実写でテレビでやっていたのを見ました。こちらは江戸時代のお話で、あやかしとかそう言うのが出てきます。主人公は大店の、物凄く病弱な若旦那。好きです♪
というわけで、こたつで暖まりながら素敵なひとときを過ごしています。でも、本を読み始めると、絵を描くテンションが下がってしまうので困りますね…。なんででしょか…。やっぱり文章を書きたくなるのですよ。最近は「ああ、こういう表現があるのか」というのも少し見れるようになってきたので、それを見てしまうと、ああ、自分のオリジナルのあそこはもっと変えた方がいいのかなぁと思ってしまって、次の日に表現を変えてみたりしながら手直しを始めてしまう。そして絵を描かなくなってしまうという悪循環がおこるのでした。11日公開のオリジナルサイドストーリーに挿絵をつけないといけないのに、気持ちが他のサイドストーリーに向いてます。あぁ…どうしよう…。挿絵ついてなかったら笑って許して下さい(;_;)ですが、挿絵を一つ描いた時に、自分の「見せたい方法」に近づかなくて困っているというのも事実です。せっかく絵も描けるので、文章と組み合わせてやってみたい方法があるのですが…何か違うんですよね…。そんなこんなで、試行錯誤まっただ中です。さてどうしようか…。
歴史Web/クリック募金 [書籍]
モノノ怪。 [書籍]
2月に入ってバタバタしていたのですが、やっと少し落ち着いたので、届いたモノノ怪のDVDを見たり、注文したアニメ誌を見たりしていました。
モノノ怪は大好きな鵺編!やっぱりこのモノトーンの世界に映える色彩や、その表現力に感動します。色を魅せる、色に意味のあるアニメーション。素敵だなぁ。そして「うっかり、うっかり」の薬売りさんが大好きです。そうそう、DVDの予約特典の天秤たんのストラップが届きました。可愛いですね〜♪紐の予備も付いていて!!アニメに登場する天秤たんの鈴の紐の長さにあとで調節しようかなと思っています。
それから届いたアニメ誌。実は知っているライターさんがモノノ怪のインタビュー記事を担当されていたので買いました!私はインタビューは出来ませんが、近くでナマで話を聞いてみたかったですよ!羨ましいな〜良いな〜とインタビューを見ながら思っていました。でも仕事でいくとなかなかね。それは私も体験しているので、素直に喜べる状況ではない事は知っています。しかし、やっぱり良いな〜と思ってしまいますよね〜。ミーハーでスミマセン。そのライターさん、とっても物知りで素敵な女性なのですが、物知りなのでインタビューも着眼点が少し違っていて面白かったです。知らなかった事を色々と知る事が出来ました。
例えば、薬売りさんの耳の秘密とか。
実は薬売りさんの着物の袖(腕が出ている所です)、ストーンと
一直線ではなく段差が付いてるとか、その段差のわけとか。
退魔の剣や天秤たんの裏話も面白かったですよ♪
読んでいて思ったのは、とにかく色々なこだわりと、でも自由に作って楽しんでいる部分とが見事に融合して出来た作品だったんだなぁと言う事。今新しい事をしたいと思っている私には物凄く勇気づけられるインタビューでもありました!モノノ怪好きな方は是非見てみてはいかがでしょうか。
雑誌の名前は「Charaberrys」。
エンターブレインから2007年12月26日に出ています。
Charaberrys Vol.3 (エンターブレインムック)
- 作者:
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2007/12/26
- メディア: ムック
残念ながら私の地元の本屋さんには売っていなかったのですが(号泣)、アマゾンにはまだ在庫があるみたいですよ!(私もアマゾン購入)扉含めて8Pですが、デザインもお洒落ですし好きです♪扉絵はのっぺらぼうのジャケットが使われていました〜!
感想を逐一細かくと思ったのですが、あんまり書いてしまうのもネタバレ全開になってしまいますので、これくらいで!以上、宣伝でした!
ダ・ヴィンチ・コード [書籍]
ここの所、結構戦国物に浸かっていましたので、ちょっと気分を変えて違うジャンルの本を読む事にしました。その本は発売当時に家族の人に買ってもらった本でした。その時はちょっと興味があった事はあったのですが(レオナルド・ダ・ヴィンチに関わる話ですしね)なかなか「活字を読む」事に気持ちがいかなくて(活字苦手でしたし/汗)、そのままずっと読まなかったのです。でも、最近本を読む事が楽しくて、たまたま久し振りに「昔のコミックでも読もうかな」と「魔法騎士レイアース」を掘り出した時に、買ってもらった本を発掘し読む事にしました。その本は随分前に映画にもなり、その当時はモナリザや最後の晩餐の絵に込められた真実とは?と言う様なテレビ番組等もやっていました。そうです、タイトルの「ダ・ヴィンチ・コード」が今回私が読みはじめた本です。
ミステリーは基本的に好きです。推理等を解き明かしていく主人公を見るのがワクワクするので!なので、学生の時には島田荘司さんの本をお小遣いをはたいて買っていました。とはいえ、全部ではなくて、御手洗潔シリーズのみでしたが。多分一番最初に読んだ本は↓
ただ、この方の描写は超恐がりな私には結構きつい所があって、昼間しか読めなかったんですよ(笑)でも、挿絵もなく文章のみで、それで物凄い緊迫した怖い感じを私に想像させてしまったわけですから凄いなと思っています。殺人事件のトリック等は本当に素晴らしかったので、また読んでみたいな〜と思ったりする今日この頃です。
さて、話をダ・ヴィンチ・コードに戻しますが。最初だけネタバレになりますのでご注意を。この本もいきなり人が殺されてしまう所から始まります。しかもルーブル美術館で、ルーブル美術館の館長が、裸で奇妙な暗号を残して…。主人公はその館長と殺された日会う約束をしていたのですが、相手が現れなかったので会う事が出来ませんでした。会ったのは警察から呼び出されて…館長が屍となった状態になってから。しかも、主人公は警察に容疑者と思われています。そこへ暗号解読班の女性が現れます。その女性は主人公が犯人でない事が分かって(?)いたので、主人公を逃がします。手助けをしてしまったので、その女性も自分が追われる身となってしまったので、結局主人公とは行動をともにする事になりました。逃げる前に、館長が残した暗号を少しだけ解き(時間がなかったので少ししか解けなかった)、黄金の鍵だけを手に入れてぎりぎりルーブル美術館から逃げました。そこから、暗号を解くのに、警察から逃れるために色々と工夫をしていきます。
暗号を解いていく様子が凄く面白いです。興味のある絵画が実は色々な宗教的な意味を持っているとか、オリンピックが4年周期なのには余り知られていない裏話があったりとか、黄金比と言う数字があって、どんな生物にもこの数字が色々な所で当てはまったりすると言う話(例えば蜂の巣の雄雌の割合もこの数字に当てはまったりするそう)も興味深かったですね。うんちく話が面白いんですよ。ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」には、そこに描かれている人の誰の手でもない腕が一本あって、その腕が短剣をにぎっているとか、13人の男性が描かれていると伝えられていたのに一人女性がいるとか、その女性が実はマグダラのマリアではないかとか。最近(少し前になりますが)ですと「最後の晩餐」のテーブルに乗っているパンの配列が実は楽譜になっている…なんて事もニュースになりましたよね。色々な物が隠されている絵…それの持つ真実が一体なんであるのか…とても興味が湧きました。他にもえ〜そうなの??という話も掲載されているので面白いです。
とはいえ、私、まだ最後まで読んでいません。ようやく下巻の半分まできました。でも昨日の夜から読みはじめたので、私にしては結構速いペースで読んでいると思います。それくらい先が気になるのですよ〜。最後、どうなるのかしら??明日一杯までには読破したいです。で、そのあとにダ・ヴィンチ・コードと同じ作者さんの「天使と悪魔」と言う本を読んでみようと思っています。
妹が持っているので!あと、ダ・ヴィンチ・コードと同じ人物が主人公っぽいのです。どんな話なのか、こちらも楽しみ♪それから、今更なのですけど↓の本も気になりはじめました。
この本も発売当初、本屋さんで平積みになっているのを見まして…タイトルの響き的にちょっと気になっていたのです。知り合いでも何人か読んでましたしね。これ、面白いのかなぁ。っていうか、どんな話なのかしら?今なら安く手に入りそうなので、手に入ったら読んでみようかなと思っています。
というわけで、絵を描きつつダ・ヴィンチ・コードの続きを読みます(*^v^*)絵を描く上で知識って大切だなぁと思う今日この頃の私でした。
読書 [書籍]
寒いので、就寝前にこたつに入って本を読むのが日課になりつつある今日この頃。先日ご紹介した「織田信長」と言う本、5巻まで読破致しました!いやぁ、凄かったです。戦国時代に生きた人々の生き様に感動しました。織田信長の本なので、本能寺の変で信長が死んでしまったら終わりだったのが残念ですが…蘭丸(信長の小姓)や濃姫(信長の妻)の信長に対する思いとか…本当に凄いなぁと思いました。蘭丸は途中から突然出てきたのですが、信長の一番の寵愛を受けただけあって頭脳明晰!とにかく気のつく人。ただ、本に書かれている事なので全部が本当ではないと思いますが、それでも本当にあった事の様に書かれているので、読み進めていくと驚愕する事が多かった様に思います。それだけ、説得力があると言うか、そんな本でした。だからあっという間に最後まで読んでしまったんだと思います。
それで、予定していたよりも早く読み終わってしまったので…次は信長公記(しんちょうこうき)を読もうかなと思っていたのですが、それよりも、12月に購入した戦国武将の本があったので、そちらを読む事にしまた。
織田信長と戦国武将 天下取りの極意 (講談社+アルファ文庫 E 48-1)
- 作者: 泉 秀樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/11/21
- メディア: 文庫
買った時に少し読んでいたのですが…そのあと違う本を読んでしまったので気を取り直して最初から再び!これは先に読んだ「織田信長」の様に物語形式ではなくて、うんちく本に近いです。色々と読んできたので何となく知っている事が書かれている事が多いのですが、意外な事実も知る事が出来て楽しいです(*^v^*)元亀四年八月十八日と言う日にちはないはずなのに(そこ頃には年号が天正に変わっているため)、それをあえて使っている文書が残っているとか!まだ半分までしか読んでいないので、これから先にも知らない事が一杯あると良いなと思いました。これを読み終えたら、今度こそ信長公記を読むか…上杉謙信の本もあるのでそちらを読むか…はたまた全く趣を変えて世界の神獣・モンスター関連の本を読むか…悩みますね〜。
とにかく知識はあった方が絵にも応用がきくと思うので、読めるうちに読んでおこうと思っています。今年は仕事が忙しくなりそうな予感がちょっとするので(取引先のメールと年賀状から勝手に推察)、そのためにも色々と頑張っておきたい所。以前は本を読むのが嫌いだったのですが、最近は楽しいです♪こういう時に沢山読んでおきたいですね〜。私の場合、波がありそうなので特に読みたいと思う時に読んでおかないと、次にいつその波がくるのか分からないので!知らない事を知る楽しみと言うのも分かってきたので、今後も出来れば少しづつ本は読んでいきたいな〜と思うのでした。
でも最近、漫画は最近読まなくなりました…。残酷なのが多くて…。何か良い漫画あったら読みたいのですけど、そんなこんなで今読んでいる漫画は下記。
のだめカンタービレ (19) (講談社コミックスKiss (673巻))
- 作者: 二ノ宮 知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/11/13
- メディア: コミック
でもどれも最新刊は買ってなかった!ぎゃふん。今度出かけた時に買ってこよう!そうしよう!
それでも描く。 [書籍]
壁画に描かれた様な、ざっくりとした、でも迫力のある絵/お菓子の国の王子様がスイーツに囲まれている様な絵本的な絵/和物の幻想的な透明感ある絵…この3点が頭にあって(全てオリジナル)描きたいと思って何度かチャレンジするも玉砕し…昨日は一日、何かモヤモヤしながら生活していました。お友達などにも気分転換をすすめられ、いつまでも描けない描けないと唸っているのもラチがあかないと思いましたので、久しぶりに読書をする事にしました。
少し前からちょっとずつ読んでいた「しゃばけ」
お友達から借りて読んだのですが、「読みやすいですよ」とすすめて下さった通り、本当に読みやすかったです。活字苦手な私でも、頑張れば一日で読めちゃいそうで!何というか、やはり「この先どうなるの?」とか「それってどうして?」と言うことがずっと最後まで続き、なおかつキチンと納得出来る話の終わり方になっているので、読んでいて非常に面白かったです。先日のドラマも見ました!犬神と白沢(はくたく)のCGグラフィックが凄かったですね〜。個人的には確実に主役を食っていそうでした鈴彦姫が好きでした。何で男性が演じる女性ってああも魅力的なのでしょう。美しかったです。お話はさすがに単行本一冊分を2時間にまとめてしまっているので急展開な所が多かったですが(原作を読んでいないと厳しい所もありましたし)、あれはあれで面白かったんではないかなと思っています。
ドラマと言えば、のだめカンタービレの新春スペシャルも楽しみです♪千秋様に早くあいたいですね♪
そうそう、ドラマつながりで時代物を一つ。前にも…見たあとにご紹介させて頂いたかもしれませんが「信長の棺」というドラマをテレビでやっていました。その話、結構良かったのです。確か、信長の遺体は本能寺の変のあと、史実の方では見つかっていないと言う事だったと思うのですが、何故見つかっていないのか、その辺も書かれたお話でした。と書くとちょっと語弊がありますが。このお話は太田牛一という「信長公記」(しんちょうこうき)を書いたとされる歴史上の人物が主人公で、信長はドラマが始まった直後に本能寺の変で行方知れずになります(結局信長は亡くなっていました)。そこから始まって、牛一が信長公記を書き綴っていく様子や、秀吉に太閤記?を書かされる様子(これ結構可愛そうで涙でました)を追っていく感じで、でも、牛一は信長様の事が気になり、極秘でずっと遺体を探していくのです。そしてようやくある場所にたどり着くのですが…遺体を埋めたとされる案内された所は、すでに物凄く年月が経っていて、埋めた場所に印があったのですがどこかにいってしまっていて、広い場所なので探すのも困難そうでした。しかし、牛一が「お館様ー!!!」と泣きながら手で土を掘って探すのです。その様子が本当に切ないと言うか…でも牛一が掘った所から遺骨が出てきます。信長はそこに眠っていました。呼んでいたのかもしれないなぁと、掘り当てた牛一を見て思い、私も泣きました。役者さんの演技のうまさって、こういうシーンでは本当に重要だと思いました。
そのドラマの原作を随分前に見つけて購入していたのです。放置しっぱなしでしたが(汗)絵が描けなくなったので読んでみる事にしました。
まだ全然序盤なのですが、ドラマとはまた違う描写が出てきているので、ドラマでは描かれていなかった所も見れると思うと楽しみです♪そしてこれまた随分前に購入した「信長公記」は結局まだ読み途中で止まっています…。上巻の最初だけ…何度読んだ事か(笑)時間をあけると忘れてしまったりするので、そんなに読んでいないしと思い、読もうと思った時にまた最初から読むのですよね…。そして大体同じ所で読む時間がなくなったりするので何度も何度も同じ所を読むはめになっているのでいた。とりあえず、信長の棺を先に読みます。でも月末アップの仕事があるので、まずはそちらから。本は仕事の休憩時に少しづつ読もうと思います。
そんなこんなで描けない描けないと唸っていた絵ですが、とりあえず一日がかりで勘を取り戻し、2時間くらいの線画をようやく投稿してきました(;_;)でも描きたいイメージのものは未だにまとまっておらず、アナログでこっそり苦戦しています。思うのと描くのでは違うなぁと実感する今日この頃です。誰も塗らない様な髭とチョンマゲのごっついおっさんの線画等も描いてみたいです。で、チョンマゲを金髪とかに塗ってもらえたりしたら大喜びですよ、きっと!何かこう、絵はお侍なのですが、想像力で普通では考えられないカラフルな色に塗って欲しいと夢見てしまいます。でも塗り手さんは交流サイトでは若い子が多そうなので、まずおっさんは塗らないでしょう(笑)!!それでも良いので、浮くの覚悟で新しい線画を投稿したいなぁと考えているのですが、その渋かっこいいお侍がまず描けない!!ちょっとその辺もこっそり勉強しないとですね〜。
さて、仕事しようっと!サイトの更新は、もうちょっとお待ち下さい。絵は描いているのですが、ページを作るのに手が回っておりません(T_T)すみません。
妖怪の本 [書籍]
薬売りさんを描くにあたり、一緒に描いてみたいなと思っていた生き物がいます。それは「クマタカ」。猛禽類は大好きなのですが、中でもハクトウワシ、クマタカが見た目的にかっこいいので、いつかドンと描いてみたいなと思っていました。しかし、ハクトウワシは人物の腕にのせるのは大きそうですし…クマタカも、実は大きさまでは知らないのです。でも多分ハクトウワシ>クマタカな気がするので、薬売りさんとクマタカの線で考えていました。ですが、普通に鳥を描いても…折角なのでモノノ怪系の物を描きたいなと思ったわけです。でも私、自慢ではありませんが超恐がりですので…そういうものには物凄く疎いのです。
一応ネットで検索をして、妖怪関連のwikiの項目に辿り着きましたが…正直「日本だけでこんなに妖怪いるのか!」と言うくらい種類が豊富!この中から鳥系の妖怪やモノノ怪(妖怪とモノノ怪はイコールなんでしょうかね?)などを探し出すのはかなり厳しい。そんなわけで、登録しているソーシャルネットワーキング内のお友達さんに聞いてみた次第です。最初からそうすれば良かったのですが、やっぱり一応は調べてからでないと失礼かなと思いまして。それで鳥系の妖怪やモノノ怪ですが。教えて頂いた限り、
烏天狗・以津真伝(いつまで)・五位鷺・姑獲鳥(うぶめ)・火喰い鳥
八咫烏(やたがらす)・陰摩羅鬼(おんもらき)
この辺がメジャーな様です。ですが上に描いた物の中には妖怪やモノノ怪と言うよりは神鳥も交ざっていたりしている模様。鳥は猫や狐と違って妖怪などには余り種類がいないと言う事でした、特に私が求めている猛禽類系のかっこいいやつ…となると自作するしかなそうな感じ…(T_T)。でも、モノノ怪の薬売りさんと一緒に描くからにはできる限り知られている物が良いなぁと思いまして、それじゃぁカラス天狗にしようと言う事になりました。
鞍馬山の烏天狗は牛若丸に剣術を教えたという伝説?が残っている様でしたので、薬売りさんに退魔の剣を教えた師匠と言う感じで自分の中にイメージを作り、下書きをしてみました。…でも、どう見ても対決しているようにしか見えないんですよね。しかも天狗の方が弱そうな…。また、モノノ怪のキャラクターは特徴的なデザインが多いので、その辺でも一工夫が必要そうな感じです。もうすぐ線画が出来上がるのですが、天狗のデザインが普通過ぎるのでまだまだ修正や変更の可能性はありそうです。どうしたら良いデザイン・面白いデザインになるのかなぁ。
そんなわけで、お友達から鳥系のモノノ怪の話を聞いた時にお勧め頂いた本を2冊注文しました。
とにかく、興味が出てきたので妖怪系の本を読んで少しでも今後の薬売りさん作品の製作の役に立てば良いなと思いまして!…しかし、以前購入した戦国物の本もまだ読み切っていないのにどうしようと言う感じです…。絵も描きたいし本も読みたいし…でも一つの事しか出来ないので、どんどん山積みになっていくのでした。いっぺんに読もうとするからいけないのかも知れません。ちょっとづつ読んでも支障のない物は、時間を区切って読んでいこうと思いました。毎日一時間でも違うと思いますし!
そんなこんなで今日も水面下で色々とやっております。自分の事に手一杯すぎて宜しくない傾向ですが、頑張りたいと思います。それにしても…アマゾンやネットの通販が便利すぎて出かけなくなりました。これも宜しくない傾向なので何とかしなくては!とりあえずお友達と来月に美味しい物を食べに行こうと画策中。妖怪の本を推薦して下さった方と御一緒する予定ですので、それまでに本は読んでおきたいと思います!
雷がひどいので読書 [書籍]
新しいエアコンが設置されました。設定温度27度…ってこういう温度だったんだなぁ(しみじみ感動)。しかも27度でも結構寒いくらい。いかに前のエアコンが涼しさを提供してくれていなかったかを実感した昨日でした。ちなみに以前のエアコン、今のよりも全然良いエアコンだったのですよ。マイナスイオンを放出してくれるという購入した当時では最新鋭に近かったのですが、そういう良い機能がついているのは壊れるのも早い様な??という事で、今回はシンプルなエアコンを購入。長もちしてくれると良いなと思います。
というわけで午前中にエアコン設置工事があったわけですが、設置している間はエアコンはもちろん使えません。ですからもんの凄く室内の温度が上がりまして…体力がないに等しい今の私には、サウナの中でたき火にあたっている様な感覚といいましょうか(や、そんなのは体験した事がないですけれどね)とにかく座っているのも辛いくらいで、目が回る様な感じでした。
設置工事が終わったら試運転でエアコンを30分つけておいて下さいといわれ、工事中に干しておいた灼熱の布団を取り込んでベッドにひいて冷やす事にしました。その間に、小腹が空いたので冷凍のたこ焼きを電子レンジでチンして食べて、さてそろそろ試運転終わりにして寝ようと思い部屋に戻ったら物凄い冷気が!何事かと思ってエアコンのリモコンを見たら設定温度17度…。灼熱の布団も冷たかったですよ(>_<)それでもエアコンを止めて少し経つと外の温度が物凄いらしくてあっという間に室温35度とか…。眠いけど眠れず…夕方には起きてしまいました。
夕飯後はパソコンで絵を描こうかなと思ったのですが、雷が激しかったのとネットの通信状況が不安定だったので、今日はネットはお休みして久し振りに本を読む事にしました。信長公記・上下巻、そういえば買ったきり、前書きから先に進んでいなかったのです。というか…実は前書きだけで3回読んでいるんですよ。何で読み替えしているかというと、記憶になかったので…(汗)一回は眠い時に読んでいたのですよね。最初に読んだのは…何ヵ月前だったか…という感じで所々覚えてはいたのですが、???と思い出せない所が沢山でしたので結局読みなおし…。とほほ。明日体調が良かったら今度こそ本編を!!と思っております。しかし、昔の文体の口語訳も正直自分で噛み砕いて読むにはちょっと難しい。挫折したら絵を描きます(T▽T)
それで、信長公記の前書きと以前購入した信長関連の書籍を読んでいて思ったのですが、信長の人物像って書き手側によって解釈が全然違う事に驚くのです。私が最初に読んだ信長の本は、とにかく世間では虐殺については「何でそこまで」という感じで書かれている事が多かったのですが、その本は色々な理由があってそういう事を行ったという記述があったり、とにかく「信長は頭が良い」という事を全面に押し出されて書かれていました。それをまず一番最初に読んでいたので、戦国無双というゲームの影響も加味されて信長好きになったのでした。もう一種類読んだ本も信長がとにかくかっこいい。斉藤道三まで見直してしまった本でした。
さて、今読み始めた信長公記。こちらの本は「残虐非道」であると書かれています。個人的には、これも正しいのかなと思います。希望的にはかっこいい信長様でいてほしいのですが、どんな理由であれ沢山の人を殺した事実というのにかわりがないですから。
というわけで何がいいたいのかというと、とらえ方によって人物像は変わるという事です。好きな人から見れば信長は物凄いかっこいい人として描かれますし、嫌いな方はとにかく良い書き方はしません。でも記録がない以上、推測しか出来ない以上は「どちらが正しい」とは言えないと思うのですよね。ですが、信長の行った政策等は今の日本に影響を与えているのは事実ですし、そういう点では高く評価されても良いと思っています。それにもう亡くなってしまっているわけですから、あんまり悪くいうのもなんかなぁと思いながら本を読んだりしています。まぁ、なるべく近い真実を伝えようとすると、私の様な私情をはさんではいけないのかも知れませんけれどね。
そんなこんなで、難しい本を読み始めています。信長に関しては余り詳しい事は知らないのですが、信長公記で多少なりとも彼が生きてきた道を辿れれば良いなと思いました。凄い現実主義者だったみたいなので、その辺のエピソードで印象的なものがあるらしいのです。それが気になって信長公記を買いました。頑張って読み切りたいと思います。でも絵も描きます…(A^_^;)
積ん読 [書籍]
仕事をしています。色々と版権物の仕事をしていますが、その中でも「描きやすい」絵柄と「描きにくい」絵柄と言うのがあって、現在やっている仕事は珍しく後者にあたります。原作を読んでキャラを把握したのはいいのですが、なかなかどうして、自分で描くとうまくいかないなぁと思うのでした。某、まだまだ未熟でござる!
というわけで、仕事をしているので買ってきた本は積んであります。今日も、不足していた資料を探しに本屋に行きましたら、うわ、あれもこれもと購入してしまいました。もやしもんは久し振りに購入したコミックスでは凄く面白かったですね(…とは言いつつ、まだ1巻しか読んでおりませんが/汗)。
もやしもん 1—TALES OF AGRICULTURE (1)
- 作者: 石川 雅之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/05/23
- メディア: コミック
ちなみにこの漫画、コスプレ友達のTさんがお勧めして下さったものなのです。やっと買って読みまして「うお!Tさんは私の好みはお見通し!」と思いました。この漫画のお話は、菌が見えると言う農大生のお話です。その菌が、めちゃくちゃ可愛いのです!お気に入りの菌は「「A・オリゼー」と「L・ヨグルティー」。オリゼーは純粋に可愛いと思い、ヨグルティーは侍チックにチョンマゲな所が好きです(笑)5巻が6月に出る様なので今からとっても楽しみです。…5巻が出るまでには、積んである4巻までを読破しなくては!
そんなこんなで、本屋さんに出掛けるたびに本が増えています。しかも、私には珍しく小説が多いかな?そして、読む時間がなくてどんどん積まれていく量が増加…。一体いつになったら減るのかしら?というわけで、積まれていく本達。
錬金術の本は途中まで読みました。これに更に妹が買ってきた時代小説の上杉謙信、直江兼続なども含めると結構な量です。とりあえず、手元にあってすぐ出てきた本がこれですが、別室にも何冊か読み終えた本もあります。吸血鬼関連の本とか。でもヤッパリ時代物が多いですね〜。今、購入してきた本の中で気になっているのが、織田信長が本能寺で死んでいなくてそのまま天下統一していく話と、明智光秀も秀吉に討ち取られていなくて天下統一を果たしそうな本の2種類。「信長の棺」は以前テレビドラマになっていたのを見ているので、原作だともっと詳しく書かれていると思うので気になります。
しかし、これからは急ぎ必要な書籍以外は積んである本を減らしてから購入しないといけないなぁと思います。このままでは増える一方なので!しかし、本屋さんに行くと欲しくなってしまうのですよね(A^_^;)その欲求に打ち勝たねばと思う今日この頃です。
…さて、仕事しなくては!モンハンフェスタのレポは、できれば今週中にサイト内のGAME DIARYで行います。写真の整理がまだ出来ていないもので、遅れております。ご了承下さいませ。
読書の5月 [書籍]
Macによる書込み時の文字化けも解消され、ちょっと一安心。これでこころおきなく日記が書けます。ゴールデンウィーク明けの仕事を一つ終わらせ、もう一つの方は発注待ち状態。とにかく、頭の中の色々なイメージを表現するのにボキャブラリーの無さが身にしみている今日この頃なので、知識を得るために頑張って本を読んでいます。以前購入した、「本能寺/上・下巻」「国盗り物語/1〜3(全4巻)」「吸血鬼伝説」「逆説の日本史10巻」は読み終えました。しかし、ゴールデンウィークにお友達の所に遊びにいく途中で紀伊国屋書店にうっかり立ち寄り、迂闊にも読み終えていない本があると言うのにまたまた購入。
それから「(原本現代訳)信長公記/上・下巻」(ニュートンプレス)。「織田信長」は試しに一冊購入しましたが、全5巻だそうで…多分、全部買ってしまいそうな勢いです。
昔から、実は本を読むと言うことは得意ではありませんでした。漫画は別ですが。後、仕事で挿し絵をやっていた時は、もちろん読んでいましたけれど、それ以外で小説を読むと言うことは皆無に等しかったですね。ただ、それが今、非常に悔やまれます。文章で何かを表現する際の材料となる知識がほとんどないのです。自分が文章で何かを表現しようと思い立った時も、読もうとは思わなかった。かなり敗因。
仕事で戦国時代のジャンルの物を請け負った時、余りの知らなさに愕然としました。家康や秀吉、信長などの超有名武将は知ってはいたものの、それ以外の知識は壊滅でした。編集さんが丁寧に色々と教えて下さったことを覚えています。その時の、色々な話が実は凄く面白くて、色々な説がたくさんあることを知ったりしていくうちに、戦国時代のことがもっと知りたいと思いました。そして、文字の羅列が苦手な私が、本を読むようになったのです。今までは、小説なんて年に1冊でも読めばいい方だったのですが…今は2日に1冊ペースで読んでいます。仕事の時はさすがに読書もお休みしますが、そんなこんなで短期間?で8年分の本を読んでしまいました(笑)8冊で8年分なんて、いかに読んでいなかったかが分かりますよね。
というわけで、現在は「国盗り物語4巻」と「夜明けのヴァンパイア(映画名/インタヴューイズヴァンパイア)」を同時に読み薦めています。…が!夜明けのヴァンパイアは挫折気味…。今の所、淡々とインタヴューにヴァンパイアが答える感じなので…何かこう、先に楽しみが見出せなくて厳しいです。でも、吸血鬼ってどんな種族なんだろうと言うのが知りたくて読み始めたので…なんとかその生態?が分かるまでは読みたいなぁと…。でも…読み進められない現実…途中から面白くなってくれるといいのですが…。国盗り物語は面白い!人物の描写や、人が世を渡っていく上での駆け引きが凄くかっこいいのです。最終巻が一番分厚いのですが、仕事の発注が来る前に読み終えてしまいたいなと思っています。今まで織田信長にしか興味が無かったのですが、この本のおかげで斉藤道三も好きになりました(*^v^*)しかし3巻でお亡くなりになってしまいましたけどね(T_T)その最期に涙しました。潔し…。
明日はモンハンフェスタに参加するべく池袋へ。帰りにまた本を買ってこようと思っています。戦国物も良いのですが(もちろんその類いの本は買ってくる予定)、心理学や茶の湯、錬金術関連の本も欲しいのですよね。今まで怠けていて、持っていなかった知識を得るためにも頑張らないとなぁと思うのでした。でも本を読むのって楽しいなぁ。今は苦では無いです(や、でも読んでいて辛い本もありますけどね…)。どちらかと言うと、一冊読みはじめると「え?これはどう言うこと?」と違うことが気になって、他の本を読みたくなる感じ。なので、その辺を補完しようとすると、どんどん読まなくてはならない本が増える有り様です。
とりあえず、色々なもをを読んで知識を得て、その知識をアイディアにして己の世界を作っていかなければならない状態に来ています。もちろん文字で作品を表現することは趣味以外の何ものでも無いのですが、趣味でもサイト上に公開すれば誰が見るか分からないと言う緊張感を持っているため気が抜けません。今はまだ、文章の方は習作しか公開していませんが、本で得た知識を生かして、自分の思った世界を表現出来るようになりたいなぁと思っています。しかし、「知識を得る」という行程のスタートが遅すぎた…。知識が早く欲しいのに、本を読むのが遅いのでなかなか思うように情報が得られずイライラしているのも事実です。困ったなぁ。
そんなわけで、根を詰め過ぎて頭痛がしてきたので(汗)、今日は目を閉じながら好きな音楽を聞いています。音楽を聞くと色々なイメージが頭の中に出てきます。こういう時って至福ですよね。心に余裕が出てきたところでアイディアをノートにまとめたり、シンプルテキストを開いてパソコンで短編のお話をまとめたりしています。そして、「むきい〜こうじゃないのよ!私の頭の中のイメージは!!」と、頭の悪そうな文章に向かってヒステリーを起こすのでした。やっぱり、自分の思い通りに表現出来ないと悔しいですよね。
文章の表現の壁に向かい始めたのは、つい最近。まだまだ道は長そうですが、焦っても仕方がないので、でも人一倍では追いつけないので多少無理はして頑張ろうと思います。とにかく、どんな事例においてもまずは基礎知識!気になったことは片っ端から本を読むように心掛けようと思っています。